生活保護を受給している場合については、生活保護を受けながらお金を借りることはできません。これには、生活保護法が関係してきます。同法では、借金やローンについては言及されていません。しかしながら、生活保護法第60条において「生活上の義務」という項目があります。こちらは、能力に応じた勤労と支出の節約となっています。このために借金を行うことで、第60条に抵触する可能性があるというわけです。また、同法第61条の「届出の義務」を見ると生計の状況が変わった場合には、保護の実施機関に届け出を行う義務があるとなっています。

ケースワーカーに相談せずに、勝手にキャッシングを行った場合は特に問題です。役所からの指導勧告が行われた上、それに従わない場合には保護申請が打ち切られるほか。罰金が課されることも考えられます。ですから、お金が足りないからといって冠婚葬祭などで急な出費の際にも、勝手にローンを利用することはおすすめできません。一番安全な方法としては、まずは福祉事務所の担当ケースワーカーに相談することがいいでしょう。

生活保護を受けながらお金は借りられる?

この場合、ケースワーカーによる許可が出れば合法的に借入することが可能となります。返済については、毎月の保護費から差し引かれる形になります。また他にも、市区町村の社会福祉協議会というところで「生活福祉資金貸付制度」が実施されています。これは、切迫した状態について一時的な回避を目的としています。重要なのは、いきなりお金を借りるのではなく相談をしてから考えるということです。